このブログの内容は、私が2020年~2023年まで商工会議所の会員向けに書いたコラムの内容を加筆したり一部を修正したものになっています。

なぜ「資金繰り」の話にこだわるのでしょうか?
それは、中小零細企業の経営は「資金繰りに始まって資金繰りに終わる」からです。

そうなんです、経営は資金繰りがすべてなのです。この事実は零細企業であろうと大企業であろうと一切の例外はありません。ですから、私はことあるごとに大学セミナーなどで、この資金繰りの重要性を訴えてきたし、今回この内容を重点的に社長や銀行員向けに教える塾(士学舎)を開講することとしたのです。

ただ、その資金繰りの勉強といっても、それらの守備範囲は広く、単に現預金の残高や流れだけを理解するのではなく、経営における資金の流れや会計原理、そして税法の知識も必要になってくるのです。

私は資金繰りも一つの技術だと思っています。だから、一定期間、勉強をする必要性があったのです。

技術の習得というとい、すぐに思いつき日本人が大好きな資格の取得がありますが、それは「資金繰りの技術」を身に着けるためには必要条件であっても十分条件ではないのです。何度もいうように、資金繰りは経営です。そして「経理」も経営管理を略したもので経営そのものなのです。

ですから、資金繰りを理解するためには、経営の基礎理論、会計理論、そして税法の理論を理解する必要があるのです。もちろん、これらの理論を理解する過程で資格習得が必要であれば、生徒さんの意向には沿うつもりですが、これは経営を理解するための通過点であって、本質は「資金繰りの技術」を習得するものだと心得てください。

大変重要なでもう一度繰り返します。企業経営は「資金繰りに始まって資金繰りに終わる」です。

ここで資金繰りの技術を習得して、あなたの会社、または、会社を支援する者として利用してみてください。
きっと素晴らしい成果を生むことを約束します。

生涯記憶に残る旅にします。
さあ出発です!

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